窓枠エアコン
昨日の朝、窓枠エアコンを設置した。ヤマダで一番安い機種、中国HaierのJA-16Mだ。いままでセパレートタイプの普通のエアコンしか使ったことがなかったので、利点や欠点など全く知らなかった。気が付いた点をリストアップしていく。
まず、設置について。工事不要で簡単設置と書いてあるが大嘘。念のため高くなってでも工事を発注してよかったと思っている。窓に置くだけのものではないので、取り付けるための四角い金具を窓に固定するのだが、これは電動式ドライバーがないと不可能だった。脚立も必要。金具も大変だが本体の取り付けも大変。大きさが高さ77cmと普通のセパレート型のエアコンと同じくらいだけれど、室外機に相当する設備も内蔵しているため23kgと非常に重い。普通のエアコンは7kgくらい。で、これが軽い力で金具に嵌まらず、電気屋さんがずいぶん苦労しなさっていた。夏場に重いものを持って大きな力をかけるのは一般人には地獄だと思う。
設置場所と隙間について。窓枠エアコンは窓を1/3くらい開けっ放しにして、空いた場所に金具を取り付ける。したがって窓のロックができないことが第一の欠点だ。回転式の補助錠を使えばとりあえずは空かなくなるが、完全なロックではない。自分のマンションは窓に防犯用の柵がかかっているのでまずこの点は心配ないが、1階に住んでいる方はやめたほうがいいかもしれない。第二の欠点は、虫が入りやすいこと。窓が開いたままなので、エアコンの左右に隙間ができる。ペラペラのゴム製セパレータ?がついているが、これでは心もとない。大抵はパテが付属しているので、これを使って隙間をなくす必要があるが、エアコンをつけるのは暑い時期なので塗るのが大変。なんとか、昨晩は虫を1匹も入れないことに成功した。
性能については全く問題がない。部屋は冷えるし、湿度80%以上にならなければドレーンから水が垂れることもない。消費電力も、セパレート型とほぼ同じ約500W。安物なので風量のコントロールが強と弱しかないが、高いものならもっと細かい設定もできるだろう。昨日は性能テストのため昼前から電源を入れた。室温が35度から30度に下がると、作業効率は上がるわ眠くならないわ、今まで相当体力を消耗していたのだとよくわかった。猫も楽そうによく寝ていた。よく寝ているのは、いつものことだけれど。