六帖のかたすみ

DVを受けていた男性。家を脱出して二周目の人生を生きています。自閉症スペクトラム(受動型)です。http://rokujo.org/ に引っ越しました。

Beethoven, Friedrich Gulda(pf): Piano Sonata No. 1-3(CD4)


★★★★★
ベートーヴェンピアノソナタ全集+ピアノコンチェルト全集。全12枚。今回はピアノソナタ1-3番。クラシック期間にはしばらくこれを聞いていきます。ここのところ回していく順番で定着したのが、クラシック2-3枚→ジャズ2-3枚→プログレ→テクノ→その他ロック→クラシック、の順。クラシックはボックスセットに限ります。安いくせに名盤が多いので。
ピアニストはオーストリアのフリードリヒ・グルダ(1930-2000)さんです。わりと最近まで生きてたんだ。amazonのレビューは絶賛9割けなし1割といったところ。これを見る前に、1枚目を聞きました。素直に、とても良い演奏と感じました。ソナタ1番なんか完全に練習曲といった趣のある曲なのに、軽快なかっちょいい曲に化けてます。これはすごい。続く2番の2曲目は比較的単純な曲なのに、静謐から爆音への上昇が非常に好みです。他にも2番の3曲目、3番の2-3曲目もおすすめです。しかしこの時代に1番をいきなり短調で書くなんて天才は違うな。モーツァルトの時代と全然違う音。若干25歳。初期の曲のくせにすでに超人パッセージが所々に現れてます。