六帖のかたすみ

DVを受けていた男性。家を脱出して二周目の人生を生きています。自閉症スペクトラム(受動型)です。http://rokujo.org/ に引っ越しました。

<クラシック>

Julian Bream - Popular Classics for Spanish Guitar (RCA Living Stereo Collection CD 54)

★★★★☆ クラシックギタリスト、ジュリアン・ブリームのソロアルバム。このCDはスペインの曲を11曲まとめたものとなっている。ギターは一人で多重奏ができるため技術の上限には限りがなさそうだ。よく伴奏とメロディーと同時にできるよな。スペインという土地…

CDレビュー: Bach-Mozart-Brahms, Heifetz(vn.) - Double Concertos (RCA Living Stereo Collection CD 53)

★★★★☆ヴァイオリンの帝王ハイフェッツちゃん(ジャケットに描かれているおじさんです)。このCDはヴァイオリン*2またはヴァイオリン+チェロのダブル協奏曲を3点集めたもの。前半戦ともいえるバッハ、モーツァルトはいわゆるバロック期、古典派の王様で、この2…

CDレビュー: Richard Strauss, Chicago Symphony Orchestra , Fritz Reiner(Cond) - Don Quixote / Don Juan (RCA Living Stereo Collection CD 52)

★★★★☆ リヒャルト・シュトラウスは現代に生きていれば超凄腕の映画音楽家になれたんじゃないかしら。ドン・キホーテのストーリーは知らなかったけれど、タイトルと音楽だけでどのシーンも目に浮かぶようだった。第2変奏のヒツジの群れ、第3変奏のソロの掛け…

CDレビュー: Franz Schubert, Boston Symphony Orchestra, Charles Munch(Cond), 1955 and 1958 - Symphony No.8 in B Minor "Unfinished", Symphony No.9 in C "The Great" (RCA Living Stereo Collection CD 51)

/A> ★★★★★ いやあ交響曲っていいものですね!シューベルトは「魔王」をほとんどの中学校で習うこともあって歌曲の作曲者として理解されていることが多いけれど、なんと交響曲を9つも作っている。未完成のものも含めると13もあるらしい。こんなこと言うと怒ら…

CDレビュー: Giuseppe Verdi, Rome Opera Orchestra And Chorus, 1960 - La Traviata(RCA Living Stereo Collection CD 47, 48)

★★★★☆ イタリアの誇るオペラ王ヴェルディの中期の作品。邦題は「椿姫」というらしい。全くイタリア語のわからない身としては1枚目はやや盛り上がりに欠けるが2枚目が素晴らしい。途中、セリフを歌ではなく左マイクの真ん前で喋らせる演出もあり1960年当時と…

CDレビュー: Giacomo Puccini, Rome Opera Orchestra, 1959 - Turandot (RCA Living Stereo Collection CD49,50)

★★★☆☆ トゥーランドットはイタリア語の勉強の事始めとして教材に使っていたもので、大学の音楽論の講義でも使われていたこともあり思い出深い。プッチーニさんの楽曲はとにかくド派手。オペラなのに登場人物がみなキャラ立ちしていて魅力的で、特にピン・ポ…

CDレビュー: Charles Koechlin - Quintettes

★★★★★ [Youtube]同CDの後半、Quintette pour piano et cordes, Op.8020世紀前半、フランスの作曲家ケクランの室内楽。弦楽4本+ピアノのクインテット。 以前NHKで「クインテット」という番組をやっていた。宮川彬良さんと人形4体がコントや歌、そして本格的…

CDレビュー: Virgil Fox - Encores (RCA)

★★★★☆ Living Stereo 60 CD Collectionの42枚目。 オルガニスト、Virgil Fox によるオルガンリサイタル。オルガンって、まるでタイムスリップしたエレクトーンみたいだ。華やかで美しい音が出る。 有名どころのG線上のアリアや小フーガを押さえつつ、12曲目…