親日の必要性
私が意外に感じたのは、228紀念館の「台湾独自史観」が、日本の植民地支配を部分的に肯定していることだった。私は、日本が台湾や朝鮮を植民地支配したことは、悪いことだったと思っている。
結果的に、台湾や韓国の近代化の基礎を作ったとしても、植民地支配というものは、日本の台湾支配であれ、イギリスのシンガポール支配であれ、フランスのベトナム支配であれ、犯罪行為であり、支配された側に苦しみを与えたと考えられる。(欧州の人々が自らの犯罪性を認めているか疑問だが)
台湾人だけが、植民地として支配されることを楽しめたわけではないだろう。それなのになぜ、台湾の人々は、わざわざ日本時代を肯定するのか。
私の考察の結論は、「台湾の人々は、中国が台湾とは別の存在であると主張するために、日本支配を肯定的にとらえ、台湾の歴史上、日本時代が重要だった、と言う必要がある」ということだった。つまり「反国民党」「反中国」の道具として、日本時代を肯定していると思われた。
http://tanakanews.com/a0330taiwan.htm
嫌中嫌韓親日鬼畜米英対米従属どれもこれも政治的に作られたムーブメントだったことがよくわかった。私は日中韓米英仏独の政治家は嫌いだが、日中韓米英仏独の文化はどれも好きだ。