アンチイスラム教プロパガンダの構造
これは前から考えていたことと同じだけれど、腑に落ちるまとめなので。
田中宇の国際ニュース解説 テロ戦争を再燃させる
ISISは首切りなど残虐な殺害を喧伝したがる。彼らは、人質を首切りで殺す映像が世界に飽きられていると感じ、ヨルダン人の人質を檻に入れて焼き殺す映像を流し、新たな残虐性を世界に流した。こうしたISISの残虐性も、イスラエルやテロ戦争の構図にとって好都合だ。もともとイスラムの法体系の中には、投石による処刑やむち打ち、一夫多妻など、米欧人が「残虐」「ひどい」と考えやすい事象が入っており、米欧人がISISの残虐性をイスラム教の残虐性とみなすことは簡単だからだ。ISISが残虐性を喧伝するほど、イスラム教徒(パレスチナ人)が「悪」で、米欧とその一部であるイスラエル(ユダヤ人)が「善(無実)」という善悪の逆転を促進できる。
私は「Je suis charlie」「I am Kenji」が嫌いです。