CDレビュー: The Rough Guide To Scottish Folk(2000)
★★★★★
今回のワールドミュージックはスコティッシュフォークです。フィドルとバグパイプとを多用していることが特徴です。
電子音に郷愁を馳せてしまった
9曲目のThe Tannahill Weavers - Good Drying Setの後半のバグパイプ三昧を聴いて、ものすごく懐かしい気分に囚われました。
(残念ながらyoutubeになかったので、試聴の出来るamazonへのリンクです)
この耳の奥をくすぐるしかしなんとなく居心地のいい中毒性の音、、聴き続けているうちにわかりました。これ、単純なノコギリ波と同じ音じゃん!そしてノコギリ波といえば、初代ファミコンだ!
(ノコギリ波で一番先に思いついたソフト)
わたしゃファミコンに郷愁を感じてしまっていた!普通は人工物たる創作から雄大な景色やら大自然やらを想起するものですが私は逆に純人工物を想起してしまいました。まじでGood Drying Setを聴き続けていると後半は完全にファミコンです。なんだかなあ。感覚どうかしてるのかな。でも懐かしいものはしょうがない!
そのほか、現代的アレンジで堕落してしまっている曲もいくつかあるけど、13曲目のThe Quiet Manなんかもフィドルが熱い燃え燃え曲でいい感じです。
(これもYoutubeにないのでやむなくAmazonのリンクです)
全体的に明るく元気でおすすめ。民族音楽はお祭り的要素が大きいですから、みんなで踊れるような曲が多くていいですね。
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