六帖のかたすみ

DVを受けていた男性。家を脱出して二周目の人生を生きています。自閉症スペクトラム(受動型)です。http://rokujo.org/ に引っ越しました。

評価★★★★★+

Faust - Faust IV(1973)

★★★★★( ゚д゚ )彡 斜め上ロックチャンピオンの4枚目。またもジャンル分け、分類を拒む曲たち。執拗な繰り返しと意外性、期待を絶対に裏切ってやるという執念、でも曲として破綻していない上にエネルギーも感じられるという不思議な40数分間だった。ギターは(…

Faust - The Faust Tapes(1973)

★★★★★ヽ(゚∀゚)ノ 3枚目。あらゆるカテゴライズや意味付けを拒むかのような挑戦的な楽曲たちだった。楽曲と呼んでいいのかどうかも怪しい。期待を裏切ることしか考えてない。ガラクタの寄せ集め。考えるな。感じるんだ。というセリフが今まで聞いたどのアルバム…

Amon Tobin - Supermodified (2000)

★★★★★ ∩(・ω・∩) リズム大魔神の3枚目。前作よりまた一段とパワーアップしてます。ビートの手数の次は中毒性が大いに増していて、曲自体もジャズ風味のテクニカルなサンプリング魔法が作り出すハイクォリティ。前2作同様アナログな音、デジタルな音が混在し…

Sun Ra and his arkestra - Live At Montreux(1978)

★★★★★(^^ )(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)( ^^) 土星からやってきたサン・ラーによる霊感ジャズ。以前から気になっていたアーティストだった。評判が高いのでまずこれをセレクトしてみた。 ななななんじゃこりゃ。前半は全員が適当に演奏しているだけにしか聞こえ…

Faust - Faust(1971)

★★★★★┐(´ー`)┌ ドイツ出身のバンド、ファウストの1stアルバム。 わけわかりません。 でたらめなようで、曲の構成があるにはあるが、最初から最後までどこをどう聞いても予想の斜め上の音しか出てこない。ここまで混沌としたものは狙ってもなかなか作れない…

Verve Jazz Masters 56 : Herbie Mann

★★★★★(^^) ジャズフルート奏者ハービー・マンを特集したアルバム。ジャケットはタモリみたいですが彼は生粋のアメリカン、ブルックリン生まれのユダヤ系です。ジャズにフルートなんて合わないんじゃないかと思ったらこれが合うんです。クラシックにおける音…

CDレビュー: King Crimson - Islands

★★★★★+ 4thアルバム。アルバムとしての完成度は最強レベルだ。洗練され過ぎている。1曲目Formentera Ladyの気だるさと不思議な空間に圧倒されると、2曲目Sailor's Taleの超即興爆裂金管&ギターでまた圧倒され、そのままちょっと擦れてる3,4曲目を通過した…

CDレビュー: King Crimson - In The Wake Of Poseidon

★★★★★+ プログレッシブロックバンド King Crimsonの2作目。 2曲目Pictures of a City, 3曲目Cadence and Cascadeと1枚目を若干トーンダウンしたような曲が続くが、まず初めの山が4曲目タイトルチューン、In The Wake Of Poseidon。泣きそうになるストリング…