書籍レビュー
口語訳聖書(新約および旧約 索引) ★★★★☆ だいたい本1冊分くらいになったので一度レビューを加えます。日課でつけているtwitterに書いたまとめを自分で読み返してみました。1日260文字程度とはいえ1か月で8000文字くらいになるのでかなりの量ですね。 rokujo.…
★★★★★ヽ( ε∀ε )ノ 児童文学読まなきゃ いくつか小説を読んで考えました。 私はそもそも子供のときに全然物語を読んでいませんでした。せいぜい道徳の授業中に内職して授業でやらない所ばっかり読んでいたくらいのものです。あとは小5の時図書室にあった「吾…
★★★★☆ 今年初めの日本人2名殺害事件で一躍日本でも有名になった過激派テロ組織、イスラム国の本です。 イスラム教については今後の要学習テーマですがキリスト教を学んでからなのでまだ先の話なのです。しかし彼らは最近のニュースで頻出ですので一体どんな…
★★★★★ 第三巻は分子生物学。細胞間情報伝達、遺伝子組み換え、遺伝子病と癌、免疫、発生が大きなテーマです。やはり図表が豊富で、非常に分かりやすい優れた本でした。 本書も知らないことだらけで驚きの連続でした。内容は実際に読んでいただくとして気にな…
★★★★☆ 著者の岡田尊司さんは2005年に「脳内汚染」を書いていわゆる「ゲーム脳」論で有名になった人ですね。哲学科をやめて医師になったという変わった経歴の持ち主です。 新書の割に300Pもあり分厚目ですが内容は平易で、サクサク読めます。 10種類のパーソ…
★★★★★ 岩田規久男さんは経済学者。現在(2015年)、日銀副総裁です。任期は2018年まで。 副総裁:岩田規久男(いわたきくお) :日本銀行 Bank of Japan 本書は貨幣とは何か、というところから始まります。銀行の役割、金融とは何かの解説とその必要性、金利や…
★★★★★ 物理入門という触れ込みだが。。 12年ぶりに物理の勉強本です。目標は学士卒業くらいの知識をつけること。理由は知らないことが嫌だからです。 市内の図書館にあったので、次にどんな勉強が必要か目を通して調べるためにとりあえず取り寄せてみたので…
★★★★★ 以前「経済学大図鑑」という本を読みました。これがなかなか面白かったのでこのシリーズ、全部読んでみたくなりました。分厚くてでかいので時々1冊読む程度のペースで全部読もうと思っています。 rokujo.hatenadiary.com 哲学は私にとって昔から気にな…
★★★★★ 6冊目の舞台は紀元前133~88年までが舞台です。ポエニ戦争が終結し地中海の覇者となったローマを待ち受けるものは、、なんと国内問題でした。 日本とかぶってる 対外的には大した戦争も無く見た目は平和であったローマですが、平和であるゆえにある問…
★★★★★ 自閉症スペクトラムの最新知識が欲しかったのでこの本は読んでみたかったです。ようやく手に入れました。さまざまな医師の間で必ず話題に上る著者サイモン・バロン=コーエンさんの日本語の書籍の中では一番新しいと思われます(でも2011年出版、原著…
★★★☆☆ 他人の心を読む仕組み 著者の子安増生さんは教育学者。幼児・児童の認知心理学・発達心理学が専門のようです。 本書で紹介される「心の理論」とは、「他人の心を読むしくみ」のことです。自己の心的作用の成り立ちを示している本ではありません。自閉…
★★★★★ rokujo.hatenadiary.com 上巻に引き続き下巻では、整数論・関数・極限・指数対数三角関数・微積分がターゲットです。 合同式 123とか54321とか、各桁を足すと3の倍数になるということは知識として知っていました。お金を3等分したり料理中に材料を3等…
★★★★★(つω`*) 第5巻の舞台は紀元前205年~146年です。第二次ポエニ戦争、第三次ポエニ戦争を経てマケドニア、カルタゴが滅亡し、ローマが地中海の覇者となるまでを辿ります。 戦力の非戦力化 前半の山場はやはり、カルタゴの天才策略家ハンニバルと、ハンニ…
★★★★★ 著者の水野和夫さん(1953-)は経済学者、民主党政権時の経済ブレーンです。三菱UFJモルガン・スタンレー証券(リーマンショック時にで小切手を渡して合併してる!)出身で職歴は1980-1998年の間ですので、日本のバブル真っただ中に経済の現場にいた人な…
★★★★★ 著者のR.D.レイン(1927-1989)は「反精神医学」を掲げたイギリスの精神科医です。精神病棟に患者を隔離するのは人権侵害だとし、患者を実存的に理解し治療することで地域に開放することを目指した、当時としては急進的な活動家だったそうです。現代では…
★★★★★ 2巻は染色体分裂~メンデル遺伝学~DNA~ウイルス遺伝学~生物の遺伝学がテーマです。1巻と同様豊富な図表が理解を強力に助けてくれることと、今回は化学知識も不要で誰でもバリバリ読み進めることができる素晴らしい本です。 DNAやばすぎ DNAや遺伝子…
★★★★★(≧ω≦) 2年生の途中までしか終えていない大学教育の水準に追いつくため、まずは数学の勘から取り戻さないといけません。そこで尊敬している遠山先生の新書、名前もそのものずばり「数学入門」という本があるというので手に取ってみました。 数学者は語学…
★★★★★ 第4巻。ようやく全体の約1/10です。本書では紀元前219-206年、ローマvs地中海の盟主カルタゴの第二次ポエニ戦争の中盤戦が舞台です。 ハンニバル登場 ハンニバル - Wikipedia 本書に登場する最大の難敵ハンニバルは時々名前を聞く武将です。イタリアで…
★★★★☆ 岩波ジュニア新書2冊目。ジュニアと言えど内容は普通の新書と全く変わりません。著者の一人中務哲郎(なかつかさてつお)さんは、どこかで聞いた名前だと思ったら放送大学(ここも中退しそう)で西洋古典文学の授業でギリシャ篇を担当していた方ですね…
★★★★★ rokujo.hatenadiary.com 上巻のレビューから一か月も経ってしまいました。原書は1冊にまとまってるのですがこの本は記述量が半端じゃないので2冊に分けたのは賢明だと思います。 プロセスとしてのリーマンショック 下巻は役者が全員そろっているので上…
★★★★★(*'∀'人) 著者の広沢正孝さんは順天堂大の精神科医・教授です。専門は精神病理学・保健学。他に統合失調症関連の本も書いています。 発達障害者の精神構造を明らかにする目標で書かれた本 タイトルから一般向けの単行本的なものを想像していましたが…
★★★☆☆ 広汎性発達障害や関連する精神病・心理学については考えるヒントにするためたくさん読みます。 著者の人柄の良さがにじみ出てる 青木省三さんは精神科医です。専門は思春期青年期精神医学と精神療法です。ので、本書で引用されている例は思春期~20代…
★★★★☆ 私には野望があります。大学中退という負い目をバネに、あらゆる分野の知識について学部卒以上の知識をつけたいという野望です。ゼロからのスタートです。 そもそも大学で教えられている政治・経済・文学・歴史学・哲学・心理学・語学・物理学・化学・…
★★★★★٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ 高校の時生物が苦手でした。覚えることが多く暗記ばかり、計算が無いしイメージできず辛い。世界史と並んで毎回赤点寸前の劣等科目でした。もちろん大学入試には使わず、うっちゃっておいた領域の一つです。 しかし食や環境の本を読むにつけ…
★★★★★ 新聞の経済面や国際面を見ると分からないことだらけです。国際的な背景知識を知らないからです。これらを理解するためには西洋の基本を知らなければなりません。基本と言えばもちろん聖書です。 聖書と言えば旧約と新約がありメジャーなのはイエス登場…
★★★★★ 塩野七生さんによる「ローマ人の物語」文庫版、全43巻中の3巻です。「ハンニバル戦記」というタイトルですが、まだハンニバルは登場しません。文庫版では単行本の第2巻を上中下の3つに分け、上にあたる本書の記載量は150P程度と少なめです。 アフリカ…
★★★★★ 20冊セレクトした岩波ジュニア新書の中から、1冊目を読みました。 岩波ジュニア新書セレクト20冊 - 六帖のかたすみrokujo.hatenadiary.com 砂糖にはじまり世界システムに至る 本書は前評判通り、優れた歴史入門書でした。砂糖という不思議な食べ物が価…
★★★☆☆ 骨子は前著と同じ、状況は何も変わっていない 前著から9年後の続編です。相変わらず食品添加物は使われ続け、数は増えました。表紙のグラフが種類数の増加を表しています。 骨子は「市販の加工食品は添加物だらけ、安全性はもとより食生活の破壊が深刻…
★★☆☆☆ 著者の鈴木良治さんは株式会社アンドバリューの社長です。 アンドバリュー株式会社[AndValue Co. Ltd.]andvalue.co.jp webシステム開発、サイト作成などが業務のようです。この本はその活動の中で培われたノウハウを凝縮した書籍と言えそうですね。 …
★★★★★(ノ≧ڡ≦)てへぺろ 著者の米田衆介氏は明神下診療所の院長です。実はこの人、8年ほど前に私にアスペルガー障害であると診断を下した医者です。自閉症・アスペルガー関連の書籍を探していたらなんと明神下診療所の院長が本出してる!けしからん!これは読ま…