<ジャズ>
★★★★★ 全然ジャズじゃなかったけど素晴らしいアルバムです。ほとんどがブルースやらカントリーやらアメリカ南部の香りのする曲で占められていて、で、それがこのニーナ・シモン(シモーヌ?)さんのスケールのデカ過ぎる声によって唯一の他に類のないような曲…
★★★★☆ イギリス生まれのピアニスト、最近まで生きていたジョージ・シアリングさん。基本的にはピアノ・ビブラフォン・ベース・ドラムのカルテットビブラフォンが入っているととてもかわいらしいサウンドになっていいですよね。1曲目Pick Yourself Upはギター…
★★★★☆ ジャズピアニスト、ポール・ブレイの標準的なピアノトリオのアルバム。スタンダードナンバー中心の楽曲でありながら、時々かなりぶっ飛んだ表現がチラチラ覗く。全体を通してブレイさんはずっと歌ってます。ノリノリだ。まず1曲目This Can't Be Loveは…
★★★★★(^^) ジャズフルート奏者ハービー・マンを特集したアルバム。ジャケットはタモリみたいですが彼は生粋のアメリカン、ブルックリン生まれのユダヤ系です。ジャズにフルートなんて合わないんじゃないかと思ったらこれが合うんです。クラシックにおける音…
★★★★☆ またまたトランぺッターにしてビッグバンド・ジャズのバンドリーダーのハリー・ジェームズ。このCDも曲が非常によく、2曲目Wakin'や6曲目End of Town Bluesはでっかーい音のトランペットが暴れまわり、7曲目Hommage Swee Peaがトロンボーンとの掛け合…
★★★★★ジャケ買い。音楽の内容は全く見ずに、この構図にひかれてしまった。買ってみるとジョン・テイラーさんがいたりそれなりに有名なカルテットのようだ。Nouvelle Vague というのは1950-60年代くらいのフランス映画で、このアルバムは映画音楽のジャズアレ…
★★★★★ビッグバンドのリーダーにしてクラリネット&サクソフォン奏者のウディ・ハーマン特集。ジャケットではクラリネットを吹いてるけどCD内はサックスが主で、クラリネットはあまり出てこない。ビッグバンドにクラリネットはよく合う。高田馬場に仕事で通っ…
/A> ★★★★★サックス奏者スタンゲッツ。他の奏者とは明らかに違った音が出ています。ワイルドなブヒブヒ音を立てることは全くしません。静かでハスキー、それでいてスケールの大きな音を出します。音が小さいわけではなく、息を大量に使って音を出しているらし…
★★★★★ 最近のものも聞いてみたいので、モダンジャズから1枚。ピアノ・ベース・ドラムのスタンダードなトリオ。エンリコ・ピエラヌンツィさんのアルバムは、初めて聞いた。1949年生まれだからもう御年65歳、それでいてこの情感あふれる美しく熱のこもった演奏…
★★★★☆ トランぺッター、メイナード・ファーガソンのごたまぜアルバム。新しい曲から古い曲まで。甲子園から見える青空のように明るい、明るくて眩しい音です。情緒や苦悩、気だるさといったものは全くありません。元気ですかーっ! 余裕があるときに聞くと頭…
★★★★★ かわいいです。とにかく声がかわいい。ジャズヴォーカルというと煙草で喉が焼け切った姐さんがかすれ声をジョワーと聞かせてくれるのが定式だと思ってましたがこの人の歌を聴いて自分の固定観念のアホさ加減が明るみになってしまいました。許して。6曲…
★★★★☆ スタンダードなジャズでグッと来たのは初めてかもしれない。このシリーズは色んなアルバムから寄せ集めた(と思われる)ごちゃまぜなベスト盤といった趣で、ステレオだったりモノラルだったり録音が突然荒くなったり順番もめちゃめちゃ。そんな統一感の…
★★★☆☆ ジャズピアニスト上原ひろみの最新作。ここ最近の3作はいずれもピアノ+エレキベース+ドラムのトリオであり、ジャズというよりは殆どロックに近いスタイルの楽曲が特徴。上原さんのこなれた曲作りはさすがと言わざるを得ないが、何かが足りない。この…